この記事はこんな人向けに書いています。
>>LINEスタンプを自分のイラストで作ってみたい人!
>>デジタルが苦手で、手描きでイラストを描いている人!
>>LINEスタンプを販売して、おこづかいを稼ぎたい人!
>>LINEスタンプを作るのにお金をかけたくない人!
味のあるLINEスタンプを使いたい人が購入するのが、「クリエイターズスタンプ」
イラストを描くのが好きな人は必ず思いますよね。
「自分のイラストをスタンプにしてみたい」
「でも難しそう。。。」
「いろいろな人に使ってもらいたい」
「あわよくばお小遣いを稼げれば。。。」
いくつもの自作スタンプを無料で作ってきたyamatomoが解説いたします。
完全無料で出来るので、是非とも参考にしてくださいね~
今回、私も実際に新作を作りながら解説していきます!
↓↓過去にこんなゆる~いLINEスタンプを作成しました!
必要なもの
完全無料といえど、最小限必要なものがあります。
・パソコン |
・プリンタ(スキャン機能がついているもの) |
これだけは必要です。
特別なものはいりません。
パソコンは無料の画像編集ソフトが使えればOK。
プリンタはコピー機能がついていればスキャンも出来ると思いますので、最低限のもので大丈夫です。
プリンタを持っていない方はこれくらいのものでOKですよ。安くておすすめです!
今後も他のことで使いたい、DVDのレーベルなども印刷したいという人はこちらの方がおすすめです
パソコンを買ってまでスタンプを作ろう!という強者はいないと思いますが(^^;)
一応yamatomo愛用のパソコンをおすすめしておきます。
富士通LIFEBOOK AHシリーズ 高すぎず、スペックも低すぎず。とっても使いやすいです!
LINE CREATORS MARKET に登録しておこう
まずは【LINE CREATORS MARKET】に登録しておきましょう。
LINEアカウントがあればすぐに登録出来ますよ!
イラストを描く前に決めること
それではイラストを描いていきましょう!
と、その前に、何を描けば良いの?何個描けば良いの?となりますよね。
絵を描く前に決めること
・イメージ(動物・キャラクター・ゆるい・クセ強め・アニメ風・など)
・言葉(使いやすい・シュール・方言・など)
・作成数(8・16・24・32・40個のいずれか)
イメージは自由ですが、性的・暴力的なものは審査に通らない可能性があるのでやめておいた方がいいです。
言葉はなくてもいいですが、日常言葉で使いやすい方が良いと思います。
作成数は8個からでも申請できますが、せっかくなので多い方がいいですね。
おすすめは32個か40個です。多い方が見た目も良くなります。
自分の経験からすれば、「方言」は強いです!
前に作った、「やわやわにんじゃ~滋賀ことば編~」は結構ヒットしました!
「ワンダフルな食パン犬スタンプ~富山弁編~」もなかなか良かったですよ!
今回、yamatomoの新作は、
・ホタルイカくんの富山弁スタンプ
・使いやすい日常言葉
・40個作成
で行きたいと思います。
まずは言葉を書き出していきます。
方言を知っているとすらすら出てくるので、知っている言葉をチョイスしましょう!
イラストを描きまくる
必要個数の言葉を書き出したら、それに合ったイラストを描いていきましょう!
自分は普通のコピー用紙に鉛筆で描いていきます。
じゃんじゃん描いていきます。
自分の場合、ゆるいイラストなので、
まずはラフにスケッチ
↓
ラフさを残しつつ、濃く上書き
の順で描いていきます。
気をつけることは、後々画像編集ソフトで色付けすることを考え、
アウトラインを閉鎖しておくこと。
オープンの部分があれば色が入らないため、閉じておきましょう!
なんとか40個完成☆
けっこう時間かかりました(^_^;
ボツのものはそのままにして×をつけておけばいいです。
イラストをプリンタでスキャンする
ご家庭のプリンタにて普通にスキャンしてください。
保存形式は「jpeg」にしておきましょう。
こんな感じです。
画像編集ソフトをダウンロードする
さあ、いよいよ画像編集です!
画像編集って難しそうですが、無料編集ソフトで十分できますよ!
使用する無料ソフトはこれ1択!
これ、めちゃめちゃ使いやすいですよ!
昔はイラストレーターも廉価版は無料で使えていたのですが、
現在はすべてサブスク化していて、気軽にLINEスタンプ作成するには
ハードルが高いですからね~
こんなソフトを無料でだなんて感謝感謝です!
と、いうわけで早速ダウンロードしましょう!
ダウンロードしたらファイルを開いて、パソコンにインストールしてください。
画像の種類を確認する
それでは早速「FireAlpaca」を使用してみましょう。
と、その前に、LINEスタンプで必要な画像の大きさを確認しておきます。
ファイル形式はPNGです。
スタンプ画像 | 横:370px | 縦:320px |
メイン画像 | 横:240px | 縦:240px |
タブ画像 | 横:96px | 縦:74px |
・メイン画像:販売ページのやスタンプ一覧に使用されるスタンプ
・タブ画像:スマホでスタンプを選ぶときの小さい画像
スタンプ画像は余白が10pxくらい必要なので、
目一杯イラストを入れないように注意しましょう。
メイン画像、タブ画像は余白なしでOKです。
画像を編集しよう
FireAlpacaを開きます
ファイル → 新規作成
で、幅・高さのpxを入力して、それぞれスタンプ画像、メイン画像、タブ画像で
保存しておきましょう。
注意点が、スタンプ画像の「余白10px」。なので画像作成時は余白を取り除いた、
「幅350px 高さ300px」で保存しておいた方が間違いないです。
メイン画像、タブ画像はそのままの大きさで大丈夫です。
次に、
ファイル → 開く
で、先ほどスキャンしたjpegファイルを開きます。
フィルタ → 線画抽出
をすると、線のみ抽出され、余白が消されます。
編み目は”透過”を表現しています。
無駄な線は左側・上から2番目のマーク「消しゴム」にて消しておきましょう。
「ブラシコントロール」で消しゴムの大きさを選べます。
自分は鉛筆の後を出来るだけ残したいので、あまり消しすぎないようにしています。
色をつけよう
イラストに色をつけていきます。レイヤーを分けておくと後から便利ですよ。
左側・上から7個目のマーク「バケツ」を選び、色を選定します。
これで閉鎖空間に色を塗ることが出来ます。
他のスタンプに塗る色がどれか分からなくなった(゚◇゚)ガーン
というときに役に立つのが、左側・下から2番目にある「スポイト」。
これを選択し、抽出したい色を選んだら、同じ色を選択してくれる優れものです!
ということでサクサク色塗り♪
ポイントとしては、白には白を塗っておくこと。何も塗らなかったら背景色が透過してしまいます。
次に文字を加工します。
そのままでもいいですが、白い縁取りにしたらプロっぽく見えますよ!
まずは文字だけレイヤーを分けます。
「選択」ツールで文字だけを選びます。(Shift押しながら複数選択できます)
編集 → 切り取り → レイヤーを追加 → 貼り付け
これで文字だけ別のレイヤーに移動できました。
次に、文字のレイヤーを選択しているときに、
選択範囲 → レイヤーを元に作成/不透明度
これで文字を読み取ります。
次に、
選択範囲 → 拡張(2px~4Px)
にて文字の輪郭を拡張し、「バケツ」ツールにて”白”を選択し、色づけします。(写真は3px)
これで文字の縁取り完成☆
色づけではブラシツールなどもあるので、こだわりたい人は色々触ってみてくださいね~
スタンプ画像の作成
色付けが全て終わったら、スタンプ画像を1つずつ作成していきます。
やり方は簡単、最初に保存した、「幅350px 高さ300px」のスタンプ画像ファイルに、
貼り付け・保存を繰り返すだけです。
ここで重要なのが「スタンプの並び順」
最初の8個目までは使いやすい、お気に入りのスタンプを並べた方がいいですね。
なぜなら、ショップをみたときにパッと目に付くからです。
まずは最初に作った「スタンプ画像」のファイルを開きます。
そして編集中のファイルから1つずつ切り取っていきます。
複数のレイヤーを使用している場合は、
レイヤー → 全てのレイヤーを統合
をして、レイヤーを一つにしておいて下さい。
編集中のファイルから一つ目の画像を選択し、
編集 → 切り取り
スタンプ画像へ移動し、
編集 → 貼り付け
すると、
画面をオーバーしてしまいます。
この状態のまま、
選択 → 変形
を選ぶと、元の画像全体を選んでくれ、カーソルで縮小することが出来ます。
絵と文字のバランスが悪い場合もこの「変形」で大きさを変えられるので、
調整しながらスタンプを作成していきます。
調整が終われば、「FireAlpacaファイル」のまま、名前をつけて保存します。
ファイル → 名前をつけて保存(ファイルの種類:FireAlpaca)
ファイル名は、順番通りに”1””2”などの名前にしていきます。
順番を意識しながら切り取り・貼り付け・名前をつけて保存を繰り返していきます。
「FireAlpacaファイル」のままにしたのは、あとで編集が出来るようにしたいからです。
この要領で1~40までのスタンプを保存していきます。
次に、最初に作成した「メイン画像」・「タブ画像」のファイルを開き、
それぞれに画像をはめ込んでいきます。
タブ画像は小さいため、文字は入れずにイラストだけでOKです。
すべてそろいました。
次にこの42個のファイルを「PNG形式」にて保存していきます。
先ほど保存した42個のファイルを1つずつ開き、
ファイル → 名前をつけて保存(ファイルの種類:PNG)
にて保存していきます。保存先はごちゃごちゃにならないように「申請用」などの名前をつけた
フォルダに入れていくとあとから便利です。
「保存設定」と出ますので、透過PNG を選んでおいてください。
ファイルの種類を「FireAlpaca」で一旦保存した後、
「PNG」でもう一度保存するなんて2度手間やないか!ガオー
と怒っている方、これには訳があります。後で説明しますね。
これで申請用のPNGファイルが完成です!
LINE CREATORS MARKET に申請する
それではいよいよ申請です。
LINE CREATORS MARKET にログインします。
新規登録 → スタンプ の順に進んでいきます。
スタンプ詳細 に情報を入れていきます。
「タイトル」「スタンプ説明文」は英語での入力です。google翻訳などを使って入れてみましょう。
「言語」に「Japanese」を追加し、日本語でも入力しましょう。
以降は内容を確認しながら好きなように入れていってください。
一番下の「保存」を押します。
「アイテム管理」で「スタンプ画像」を選び、「編集」を押します。
スタンプの編集画面に切り替わります。
「スタンプ個数」を変更してください。私の場合は40個です。
画像をアップロードしていきます。
一つ一つアップロードしてもいいし、先ほど作った”申請用”フォルダを圧縮して
まとめてアップロードしてもいいです。(うまくいかないときは個々にした方が無難です。)
1つずつ確認していきます。
実際のスタンプのように背景が透過されて表示されます。
確認するとこのように、
歯が青い・・・
と、塗り忘れを見つけることがあるので、「FireAlpaca」ファイルに戻って編集し直します。
このために、面倒でも一度「FireAlpaca」ファイルで保存しておいた方がいいのです。
修正しました。
アイテム管理の画面に戻り、
プレビューで実際の販売ページも確認します。
タグ設定は自動的に付けられるので何もしなくてOKです。
販売価格を決めます。
自分の場合は120円に設定しています。
確認が全て終われば、いよいよ申請です!
リクエストを押して、同意事項の同意しますに ☑ をつけてOKしてください。
これにて申請はすべて完了です。お疲れ様でした~(^O^)
後は審査が通るのを待つのみ。。。
審査が通った!
審査が通り、承認されましたでしょうか?
私の新作「ホタルイカくんの富山弁スタンプ」は無事承認されましたよ~
審査期間は現時点(2023/11/8)でなんと・・・
1日!!
はじめてLINEスタンプを作った2015年の時は3ヶ月ほど待った記憶があります。
しかも3ヶ月たってリジェクト(やりなおし)のスタンプがあって、
さらに待った苦い思い出が(^^;)
審査で承認されたら、早速リリースして販売を開始してくださいね~
「LINE STORE」にアップされるまで多少時間がかかるので少し待ちましょう。。。
購入用URLを押して、LINE STORE のページが表示されたら販売開始です。
おめでとうございます(^O^)
「ホタルイカくんの富山弁スタンプ」の販売ページはこんな感じ!
さいごに
いかがだったでしょうか?
自分の場合は鉛筆画をそのままスタンプにしましたが、ペンやクレヨンなど
色々試してみたらおもしろいと思います。
フリー画像編集ソフト「FireAlpaca」もいろいろ触ってみたらおもしろい機能も
見つかると思いますよ!
長々と書きましたが、最後までみて頂いてありがとうございました!
コメント